YOSHIO NOZAWA
プロバンスの光と色彩にすっかり溶け込んだ日常、
取り巻く澄んだ空気を、ごく自然に描き続ける・・・
ー マルセイユ旧港の夕暮れ ー
CONCEPT
北風ミストラルや夏の異常なまでの乾燥などの厳しい気候風土でも、この大地の畑や森や草花が、春夏秋冬のプロバンスの豊かな表情を見せてくれます。
年々歳々繰り広げられるこの地の営みが私の画家としての成長の糧になりました。
オリーブ、プラナタス、糸杉、パラソル松、そしてアーモンドの老木達が「生きるとは」と問いかけてきます。
今は自分の中にすっかり溶け込んだプロバンスの光と色彩、それらを取り巻く澄んだ空気をごく自然に自分の風景として、日本とフランスの垣根を越えた視点から、今を生きる画家としての時代精神で、キャンバスのうえに結晶化した作品をご覧頂きたいと思います。
野澤好夫
WORKING PLACE
PORTFOLIO
PROFILE
野澤好夫氏は、1987年芸大卒業後フランス政府給費留学生として渡仏して以後30年現在までフランス・マルセイユに滞在。
ヨーロッパで精力的に創作活動を行い、ル・サロン アーチスト フランセ(パリ)、ベルギー、カナダほか、数々の展覧会で多数受賞する。南仏の光と色彩、それらを取り巻く澄んだ空気に身を置いて、文化や習慣を乗り越え、のびのびと筆を走らせ年々繰り広げられるこの地の営み、プロバンスの豊かな表情を描き出している。
1980年 東京芸術大学油絵科卒大橋賞受賞
1982年 東京芸術大学大学院卒
1987年 フランス政府給費留学生として渡仏
「Online Portfolio」series
Gallery Concept 21 omotesando, Tokyo, Japan