MOTO-YUKI | 岡本幸久

― 枝木とCGをエレメンツとして ―
曲面に自然の恵みを借りながら・・・
2つの点を繋ぐ線上に、過去もこれからも。

20代は枝木の曲線をアレンジした作品を制作していました。その後コンピュータグラフィックスに携わる中で、矩形の辺を変化させることで複雑な曲面が織り成す陰影の美しさを現実の作品として表現できないものか、と試してみたのが2015年です。

部屋に飾られた作品は、喜怒哀楽が織りなす普段の生活空間の傍らで共に時を過ごします。まるでインテリアの一部のようです。インテリアと違うのは機能は持たず、ある時は喜びを、またある時は慰めを、そして、部屋に戻ったあなたを少しばかりですが、癒してくれるはずです。

CONCEPT

作品は、枝木の曲線から成る「歪んだ面」を持つため、壁に掛けると複雑で微妙な陰影ができます。その陰の明暗を色彩に置き換えていった作品です。従って作品は絵具を載せるキャンバスであり、モチーフでもあります。陰影は朝、昼、照明効果と施された色彩の発色が変化し楽しませてくれます。ハンドストロークではなく自然木が生み出す曲線は同一に成らず飽きることのないテイストを持ち続けることでしょう。

ー MOTO-YUKI(岡本幸久)

WORKING PLACE

PORTFOLIO(新作)

PROFILE

1954年  高知県生まれ
1982年  東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了
1985年  東京工学院芸術専門学校CG科就任
1989年  宇都宮文星短期大学美術学科就任
1999年  文星芸術大学美術学部教授就任
2011年  同大学学部長就任
2018年  同大学副学長就任
2019年  文星芸術大学特任教授


1954  Born in Kochi Prefecture
1982  Completed the Oil Painting Course at Tokyo University of the Arts Graduate School of Art
1985  Tokyo College of Technology, CG Department
1989  Attend Utsunomiya Bunsei Junior College Department of Fine Arts
1999  Professor of Bunsei University of Art
2011  Academic Dean of the University
2018  Vice president of the university
2019  Professor at Bunsei University of Art

「Online Portfolio」

support by Gallery Concept 21 omotesando, Tokyo, Japan